ドラゴンクエストX(DQ10) ネタバレストーリー まとめ

ドラゴンクエストX(DQ10)のメインストーリー、サブストーリーのまとめ

エピソード2 レイダメテスを破壊せよ

主人公が人間の姿で列車に乗ると、時渡りの術が発動した。


そこは、500年前のグレン。
グレンの町にはオーガ種族ではなく、人間が暮らしているようだ。


町の人が叫んでいる。
「ヤツが迫っているぞ!皆ただちに屋内に避難しろ!」


町の人間は一斉に屋内に避難する。
主人公が上空を見ると、大きな太陽が近づいていた。
町の上空を通過するようだ。


主人公も教会の中に避難する。


今見た大きな太陽のようなものはレイダメテスと呼ばれていた。
レイダメテスは地上のすべてを焼き尽くす、偽りの太陽。
レイダメテスは1年前に現れたという。


レイダメテスが去ったあと、主人公はグレン城に向かった。
そこには、「シオドーア」という人間がいた。
グレンに住む人間たちを束ねているようだ。


世界の大部分がレイダメテスの炎に焼き尽くされてしまい、グレン城が人間の最後の希望の砦だという。


グレン城には、光の防壁を作るために魔法使いたちが集められていた。


主人公はシオドーアに破邪舟をあやつる魔法使いについて聞いてみた。


破邪舟師の名前は「ベルンハルト」と言うらしい。
ベルンハルトはレンダーシアから来た破邪舟師。
しかしレイダメテスに単身で乗り込み、炎に焼かれて死んでしまったという。


そこに、「エルジュ」という少年が来た。
エルジュは言う。
「光の防壁などただの時間稼ぎだ。レイダメテスを断たなければいずれ滅びの時が来る。」
「だから僕がレイダメテスを破壊しに行く!破邪舟の術を継承して!」


エルジュはベルンハルトの息子だった。
「スキにしろ」というシオドーア
レイダメテスを破壊できるとは思っていないようだ。


エルジュはまだ破邪舟の術を継承していないのだ。


この世界にはそれぞれ異なる術を持つ四術師と呼ばれるものがいる。
破邪舟師もそのひとり。
四術師はそれぞれの術が心正しきものに受け継がれるよう、継承には残る三人の儀式を必要とする。


主人公は継承の儀式を手伝うことにした。


エルジュは四術師の一人「ヤクル」が住んでいる集落に向かった。
主人公もエルジュの後を追う。


ヤクルはエルフの女性。
ヤクル達エルフ族はレイダメテスに故郷エルトナを追われ、この地へ逃げてきた。
人間たちはグレンのわずかな水源を独占しており、この荒野で飢えと乾きに苦しんでいた。


継承の儀を行うには試練を行う必要があるとヤクルは言う。
試練の内容はグレンから水を持ってきてくれというもの。


試練を終えると、継承の儀を行った。
ヤクルが祈ると、天から光が降り注ぐ。


次はプクリポの術師「フォステイル」を訪ねることになった。
フォステイルの試練はランドンクイナを倒し、氷鳥の羽を持ってくるというもの。
主人公はエルジュの手伝いをして氷鳥の羽を持ってきた。


フォステイルに氷鳥の羽を渡す。
「ありがとう。これでパルカラス王国の人々を救える。」


フォステイルはエルジュに継承の儀を行った。
フォステイルが呪文を唱えると、エルジュは巨大な魔法陣で包み込まれた。


その夜、エルジュは自分の父親について話しだした。
「父さんは、レンダーシア大陸の大国、グランゼドーラのお抱えの術師だった。」
「弟子は大勢いたし、信頼も厚かった。」
「僕はそんな父さんの誇り高き破邪舟師の血を引いている。」


エルジュは最後の四術師「ガミルゴ」に会いに行った。


ガミルゴはオーガ族の男性だった。
ひどく人間を嫌っている。
試練の条件、それは祖国グレン城を取り返すというものだった。


グレン城はもともとオーガの城だった。
1年前、世界の大半が炎に焼かれた時、城を開放し、他の種族を受け入れた。
そんなあるとき、やってきた人間達が水の配分について不満を言い、いきなりグレン城を乗っ取った。


エルジュはグレン城をオーガに返還するよう、シオドーアを説得しに行った。


エルジュの説得に全く耳をかさないシオドーア
そのとき、光の防壁を作っていた魔法使いたちがやってきて言った。
「レイダメテスの下降が止まらない。光の防壁が破られてしまう。」


エルジュは今の力のままでレイダメテスに乗り込むことを決断する。
ランドン山脈の山頂がレイダメテスの通り道になっている。
あの高さなら、破邪舟が届くかもしれない。


エルジュと主人公はランドン山脈の山頂に向かった。


レイダメテスが最も近づいた時、エルジュは破邪舟を創りだした。
主人公はその破邪舟に乗り込み、レイダメテスへ飛んだ。
途中、破邪舟は崩れてしまうが、なんとか内部へ進入することに成功した。


レイダメテス内部には、守護者ラズバーンがいた。
その後ろには大きな釜と棺がある。
「我が名はラズバーン。神殿レイダメテスの守護者なり」
「神殿レイダメテスは死者の魂を糧としている。地上を焼き尽くし、死んでいった者達の魂を吸収し、力を蓄えているのだ。」
「いずれ力を満たしたレイダメテスは我らの王を生み出す。その時、世界は暗黒の時代を迎えるだろう。」


そう言うと、ラズバーンは襲いかかってきた。


主人公は守護者ラズバーンを倒した。
ラズバーンが滅びようとするとき最後にこういった。
「神殿レイダメテスは地上を焼き尽くし、すでに充分な量の死者の魂を吸収した。」
「我らの王の誕生は先の世に運命づけられたのだ!」


その瞬間、神殿レイダメテスは崩壊した。
主人公は空中に投げ出される。
災厄の王が入っている棺はランドン山脈の海に沈んでいった。


その時、エルジュが破邪舟を操り飛んできて、主人公を助けた。
ガルミゴの継承の儀を終わらせてきたという。


レイダメテスは崩壊した。
そして、大陸に雨が降り注いだ。


エルジュと主人公はグレン城に着いた。
皆が出迎えをしてくれる。


主人公がレイダメテスに侵入した後、エルジュはもう一度シオドーアのところへ向かった。
エルジュは継承の儀を受けるため、シオドーアに頭を下げ、生涯の服従を誓った。
シオドーアはそれを見て目を覚まし、オーガにグレン城を返還することを約束した。


こうして、500年前の世界は救われた。
エルジュはこの先、破邪舟の術を継承していくことを約束した。


主人公は列車に乗り、もとの時代に戻った。


ホーローに過去の世界で起こったことを報告する。


ホーローと主人公はエルジュの末裔フルッカのところへ向かう。