ドラゴンクエストX(DQ10) ネタバレストーリー まとめ

ドラゴンクエストX(DQ10)のメインストーリー、サブストーリーのまとめ

エピソード14 まもの使いカレヴァンの帰還

主人公は真のアラハギーロ王国にやってきた。


町の人が日除けのほら穴に幽霊がでると噂していたので行ってみた。


日除けのほら穴にはツボがあって、中から声が聞こえる。
「みずをくれ。」


主人公が水を汲んでツボの中に注ぐと、ツボの中から「わかめ王子」が現れた。


砂漠で干からびかけてツボの中に避難して、出られなくなってしまっていたそうだ。


わかめ王子は自分のことを「アラハギーロ王国の王様」だと言った。


わかめ王子がアラハギーロ王国に向かったので、主人公は後を追った。


わかめ王子はアラハギーロ王国に入った途端、捕まって格闘場地下のオリに入れられてしまった。
アラハギーロの王だと言っても誰も信用してくれない。


わかめ王子の正体は第79代の国王「ムーニス」。
主人公の手伝いで、ムーニス王はようやくオリから出してもらえた。


ムーニス王は何故、わかめ王子の姿になってしまったのかを語り始めた。
「カーブス大臣、これから話すことを心して聞いて欲しい。」
「あの戦争起こったことの一部始終だ。」
「あの魔族との戦争に、ワシとゴリウス兵士長率いるアラハギーロ軍は必死の決意で挑み、激しく戦った。」
「しかし奮戦むなしくこてんぱんにされ、ワシは魔族によって捕らえられてしまったのだ。」
「ワシらは死を覚悟した。」
「ところが魔族の将はワシらを殺すことはせず、皆をそれぞれ魔物の姿に変えた。」
「そして魔物に変えられた兵士たちはいずこかへ連れ去られてしまった。」
「ワシはこの通り、わかめ王子の姿にされ、砂漠の日差しにより干からびていたため、奴らの目につかず助かったのだ。」
「しかし兵士たちをどこへ連れ去ったかはわからんが、きっと皆生きていることと思う。」
「ワシは国を挙げて情報を集め、なんとか行方不明の者たちを探し出すつもりだ。」


その後、強力な変化の呪いを解くことが出来るという聖なる泉「クドゥスの泉」がジャイラ密林にあるというのでムーニス王を連れて行った。
ムーニス王が泉に入ると、呪いが解けて元の体に戻ることができた。


ムーニス王は元の姿に戻り、アラハギーロ王国へ帰った。


帰還したムーニス王のもとに、まもの使いカレヴァンの妻「マレイカ」が来ていた。
行方不明の夫を探して欲しいと、ムーニス王に頼んでいる。


まもの使いカレヴァンは、偽のアラハギーロでセラフィの相棒チョメとして暮らしている。


主人公はムーニス王に代わり、カレヴァンを探すことになった。


ブレイブストーンを使い、偽りのアラハギーロ王国へ移動してセラフィとチョッメに会う。


セラフィに事情を説明し、真のアラハギーロ王国に向かうため勇気の石塔でブレイブストーンを使ったが、セラフィとチョメは真の世界に移動できない。
どうやら、この方法では主人公1人しか移動できないようだ。


とりあえず、カレヴァンが人間の姿の時に身につけていた「カメオ」をマレイカに届けて安心させようということになった。
「カメオ」はナシームの洞くつで魔物に盗られてしまったらしい。


ナシームの洞くつでカメオを盗った魔物を倒し、カメオを取り戻した。
主人公は真のアラハギーロ王国に行き、マレイカにカレヴァンのカメオを渡した。


「これは私があの人の無事を祈って出征の前に渡したカメオに間違いありません。」
マレイカは夫の無事を信じて帰りを待つことにした。


主人公はムーニス王に、偽りのレンダーシアの存在とそこでカレヴァンと再会してからの出来事を話した。


ムーニス王が言う。
「なんということだ。カレヴァンや兵士たちは、偽りのレンダーシアなる場所に連れて行かれていたのか。」
「それを聞いて思い出したことがある。」
「ワシらが魔物にされた時、兵士たちが連れ去られていった先はどうもナシームの洞くつだったように思える。」
「そして向こうの世界でカレヴァンがカメオを盗られたのもナシームの洞くつ。」
「ナシームの洞くつで2つの世界がつながっているのかもしれない。」


主人公は偽りのアラハギーロ王国に戻り、セラフィとチョメと一緒に偽りのナシームの洞くつへと向かった。


偽りのナシームの洞くつの奥にいくと、大魔王マデサゴーラが作ったという移動ゲートがあった。
魔物がその移動ゲートを閉じようとしている。
「今回の仕事は魔元帥ゼルドラド様の特命によって与えられた任務。」
「偽りのレンダーシアと真のレンダーシアの行き来が可能な移動ゲートを閉じるという大切な任務なのだ。」


主人公は魔物たちを倒した。
魔物たちは消滅する間際に移動ゲートを封印してしまった。


移動ゲートが閉じかけようとしている。
チョメはなんとかゲートに入れたが、セラフィは入らなかった。


セラフィだけが偽のレンダーシアに残ってしまった。
主人公はセラフィからカレヴァンへの手紙をあずかる。


真のレンダーシアに戻ったチョメは、ジャイラ密林の「クドゥスの泉」で元の身体に戻った。
カレヴァンとムーニス王の前で再開する。


「この姿でお会いするのは初めてか。私がカレヴァンです。」


主人公は、セラフィの手紙をカレヴァンに渡した。
「カレヴァンさんへ。わたし、こっちのアラハギーロを守るため残ります。」
「カレヴァンさん、今日までありがとう。家族を大事に。」


カレヴァンは言う。
「アイツ、以前から言っていたんです。魔物たちが人間になった向こうの世界のアラハギーロを守りたいって。」


その後カレヴァンは家族と再開した。
カレヴァンはベルムドの代わりにアラハギーロの格闘場の管理人となる。
アラハギーロをまもの使いの聖地として活気あふれる国にするとムーニス王に約束した。


その際、ムーニス王から過去の戦争についての話を聞いた。


「ことの発端は、大魔王の軍勢が砂漠の北東にあるピラミッドに攻め入ったことから。」
「我々はそれを守るために出征すると決めた。」
「そんな中、当時兵士長だったゴリウスがある作戦を打ち出した。」
「それは、モンスター格闘場の管理人ベルムドと彼の魔物たちを従軍させようというものだった。」
「ベルムドは最後まで抵抗したが、魔物たちを殺すと脅され、仕方なく魔物たちを戦場に送り出した。」
「しかし、ゴリウス兵士長の企みでベルムドの魔物たちは戦争の最前線に立たされ、使い潰すように人間の盾にされた。」
「そしてそこまでしても戦いに敗れ、我々は敵に捕らえられた。」
「その時、魔元帥ゼルドラドがベルムドにこう言った。」
「愛する魔物たちの命を軽んじる人間が憎くないかと。」
「カレヴァンはその時ベルムドを必死に止めたが、ベルムドは聞く耳を持たなかった。」
「そしてベルムドは魔族に心を売り、魔元帥ゼルドラドからまがまがしいチカラを与えられたという。」
「その後、ベルムドは偽りのアラハギーロ王国で王位に就き、もともと人間だったものを苦しめた。」


主人公がもつ運命の振り子に光が満ちた。


運命の振り子を持って賢者ルシェンダに会いに行くことにした。