ドラゴンクエストX(DQ10) ネタバレストーリー まとめ

ドラゴンクエストX(DQ10)のメインストーリー、サブストーリーのまとめ

キーエンブレムをめぐる旅3 ドワチャッカ大陸

主人公はキーエンブレムを求めて丘都ガタラにやってきた。


町では、城主ダストンの宝物を怪盗ポイックリンが盗んだと騒動になっていた。
ポイックリンが盗んだのは「緑の石版」。


城主ダストンの娘「チリ」は3年前に喧嘩をし、親子の縁を切って出て行った。
チリと城主ダストンの血はつながっていない。
赤ん坊だったチリは、ウルベア地下遺跡の奥に捨てられていたようだ。


城主ダストンに怪盗ポイックリンに盗まれた「緑の石版」を取り返してくれと依頼を受けた。


ポイックリンが逃げた北東の方角に行ってみると、ポイックリンがいた。
カルデア洞穴に向かっていったので後を追った。


カルデア洞穴の奥にポイックリンはいた。
ポイックリンは緑の石版を溶岩に投げ捨てた。


ポイックリンは主人公の姿を見つけると、語りだした。
「あの石版はウルベア地下遺跡の奥にある扉を開けるためのカギだったの。」
「あの扉を開けさせるわけにはいかない。」
そう言うと、ポイックリンは姿を消した。


城主ダストンが現れた。
なぜか緑の石版を持っている。
溶岩に落ちる前に、虫捕りアミで緑の石版をキャッチしていたのだ。
「ポイックリンのやつもまさかわしが壁に張り付いているとは思わなかったようだ。」
「これからウルベア地下遺跡の奥の扉を開けに行く。」
ダストンは、ウルベア地下遺跡に向かった。


ウルベア地下遺跡は、大昔に栄えた国「ウルベア地下帝国」の遺跡。


ウルベア地下遺跡の奥に向かう途中、主人公はポイックリンに会った。
「実はね、この遺跡の地下深くには緑の石版でしか開けられない扉があって、その中には謎の古代兵器が眠っているの。」
「ダストンが古代兵器を目覚めさせてしまう前に緑の石版を奪い返さないと。」
ポイックリンは先を急ぐ。主人公も後を追った。


ポイックリンが到着する前に、ダストンは緑の石版を扉のくぼみにはめてしまった。
石版が緑に光輝き、扉が開いた。


中には太古の帝国「ウルベア」で開発された「ウルベア魔神兵」がいた。


襲いかかってくるウルベア魔神兵を主人公が倒した。


怪盗ポイックリンの正体は娘のチリで、チリは父親の命を救いたくて緑の石版を盗んだのだった。


城主ダストンは、ウルベア魔神兵を倒した主人公に「黄色のキーエンブレム」を譲った。




主人公はドルワーム王国にやってきた。


大昔、ドワチャッカ大陸は「三闘士」によって開拓された。
三闘士が亡くなった後、三闘士が使用していたものは神器として「ウルベア地下帝国」「ドルワーム王国」「ガテリア皇国」の3つの国にそれぞれ置かれた。
「三闘士のハンマー」はウルベア地下帝国、「三闘士の盾」はドルワーム王国、「三闘士のオノ」はガテリア皇国。
ウルベア地下帝国とガテリア皇国は戦争をし、両方とも滅亡した。


ウラード国王に会いに行く途中、ドゥラ院長に出会った。
「私の研究成果をウラード国王に見てもらい、早く安心していただきたい。」
そう言うと、そそくさと出かけていった。


ドゥラ院長は、ラミザ王子と同じ16歳。


ウラード国王のところへ行くと、ドゥラ院長も来ていた。
「待っておったぞ、ドゥラ。今にも失われそうな太陽の石の輝きを取り戻すことが出来るとは本当か?」


ドゥラ院長の手には光り輝く太陽の石があった。


太陽の石は数十年も前に掘り尽くされて枯渇したといわれる幻の石。
ドゥラ院長が創りだしたようだ。


「では、実際に創りだして見せましょう。」
そう言うと、ドゥラ院長は「魔瘴石」を取り出した。
そして、錬金術で魔瘴石を太陽の石に変えた。


「魔瘴石と太陽の石、陰と陽の違いはありますが、どちらも強いチカラを秘めた石。」
「私は長い研究の末、辿り着いたのです。魔瘴石はチカラの向きを変えると太陽の石に生まれ変わるという事実に!」


ドルワーム王国には巨大な太陽の石があるが、今は輝きを失っている。
王国の太陽の石に再び輝きを取り戻すには、もっと大量の魔瘴石が必要という。


魔瘴石は、カルサドラ火山で大量に採れるらしい。
アグラニの町のホルタ神父の娘ルナナと共に、カルサドラ火山に向かった。


ホルタ神父は賢者ブロッゲンの戦友で、アグラニの町を襲った魔物「レオン・ビュブロ」を倒すため一緒に戦った。
その際ふたりとも傷つき、弱った賢者ブロッゲンを助けるため、ホトロ神父は自分の魂を賢者ブロッゲンの杖に移した。
ホトロ神父は今も半ば眠った状態の賢者ブロッゲンを杖の姿で支えている。


ドゥラ院長の活躍に、ラミザ王子は気を落としている。
王子のそばには、城主ダストンの娘チリがいた。


魔瘴石を掘り出すドルワーム王国の人々。


大きな魔瘴石を掘り出すというルナナに主人公はついていった。
カルサドラ火山の奥に行くと、「ましょううお」という魔物が襲ってきた。


ましょううおを倒し、その場所を掘ると、古い封印札が出てきた。
ルナナはその封印札をはがしてしまう。


その下には巨大な魔瘴石があった。
ルナナはその巨大な魔瘴石を掘り出し、ドルワーム王国へ持ち帰った。


ドルワーム王国には、古くから歌われている歌があった。
「遠い昔の物語〜」
「王家に生まれた双子の子〜」
「王位を争い国を滅ぼす〜」
「時は流れて歴史はめぐり〜」
「またも生まれた災いの双子〜」
「3つの星を手にした運命の子〜」
「そうはいえどもかわいい我が子〜」
「誰がこのこを手放せようか〜」
「誰がこのこを責められようか〜」
「国を選ぶか我が子を選ぶか〜」
「ふたつにひとつ〜ふたつにひとつ〜」
「星降の夜にルラルルル〜」


ルナナが持ち帰った巨大な魔瘴石は、王の間に運ばれた。
ドゥラ院長が太陽の石に変えるため、錬金術を始めた。
すると大きな爆発がおこり、「天魔クァバルナ」が現れた。


「我は天魔クァバルナ。ドゥラよ。礼を言おう。」
「今再び地上に出ることが出来たのはすべてお前のおかげだ。」
「太陽の石を作るために魔瘴石の利用を助言したのは神の声などではない。私の声だ。」
「魔瘴石を集めさせるためお前を利用したのだ。」
「魔瘴石と成り果てた我の魂を封印から解き放ってもらうために。」
「魂が蘇った今、あとは肉体を取り戻せば我は自由だ。」
そう言うと、天魔の魂は消えた。


天魔クァバルナはかつてドルワーム王国を滅ぼそうとした伝説の魔物。
ウラード国王はドゥラ院長を責めた。
すると、ドゥラ院長は自分の手のひらを国王に見せた。
「あなたはこの3つのほくろに見覚えがあるはずだ。」
「私は国のためにあなたに捨てられた3つの星をつかむ子です。」
「無能な兄ラミザに代わってドルワームを救い、私を捨てたのは間違いだったとあなたに謝罪させたかったのです。」


ドゥラ院長はラミザ王子の弟だと言った。


古文書によると、天魔クァバルナは魂と肉体に分けられ、ボロヌスの穴の泉にその肉体が封印されているようだ。
ドゥラ院長、ラミザ王子、主人公はボロヌスの穴に向かった。


ボロヌスの穴の泉に着くと、天魔クァバルナは魂は肉体を取り戻し、襲いかかってきた。


主人公は天魔クァバルナを倒した。
「ドゥラ、まだ絶望は終わらぬ。我が呪い絶えぬかぎり。」
そう言うと、天魔クァバルナの肉体は消滅した。
この時、天魔クァバルナはドゥラ院長に呪いをかけていた。


ドルワーム王国に戻ると、王国の巨大な太陽の石が再び輝き始めた。
一部の太陽の石になりきれなかった魔瘴石が暴走しているようだ。
太陽の石のチカラを制御できるのは、ドルワーム王家の血を引くもののみ。


ドゥラ院長が暴走を制御しようとするが、制御でない。
ドゥラ院長は、王家の血を引いていなかった。


ウラード国王は言った。
「私がかつて捨てた子は、女の子なのじゃよ。」


ウラード国王が捨てたラミザ王子の双子の兄妹はチリだった。
チリの手のひらには3つのほくろがある。
ウラード国王、チリ、ラミザ王子の3人で太陽の石の暴走を止めた。


そして太陽の石は再び輝きを取り戻した。


ウラード国王はチリに謝罪した。
「すまなかった。あのときわしはお前を手放す以外に国を守る方法はないと信じておったのじゃ。」
「だが結果的に多くのものを傷つけ、この国に新たな悲劇を生んでしまった。わしの選択は間違っていたのじゃな。」
「チリよ、この王宮で一緒に暮らさないか?亡き王妃もお前を手放したことをずっと気に病んでおった。」


チリはその申し出を断った。
「私の父は、ガタラに住む養父だけ。」


ドゥラ院長は、この先も王立研究院の院長として、ドルワームのためチカラを貸すことになった。


ウラード国王は主人公に「金のキーエンブレム」を与えた。


ドゥラ院長は、モガレ修道院で育った孤児だった。
ドゥラは自分こそがドルワーム王国の捨てられた王子だといい、モガレ修道院を出て行ったのだった。


天魔クァバルナは、肉体が消滅する前、魂をドゥラ院長に移していた。
ドゥラ院長は自分の身体ごと天魔クァバルナを消滅させようとしたが、その寸前、天魔クァバルナの魂はドゥラ院長の育て親でモガレ修道院のシスター「マザー・ヘレナ」に乗り移ってしまった。
マザー・ヘレナは、「ゼキルの聖杭」を自分の身体に突き刺し、天魔クァバルナを消滅させ、ドゥラ院長を救った。